広瀬久起
1962年6月2日 岐阜県岐阜市生まれ
1981年3月 岐阜県立岐阜北高等学校卒業
1981年4月 日本大学芸術学部写真学科入学
1985年3月 同学士課程終了
1985年4月 株式会社ササキスタジオ入社
1987年4月より約5ケ月間
写真家三好和義氏のインド撮影旅行に同行。
“楽園マハラジヤ”製作にアシスタントとして関与する
1987年10月-1988年5月
青山フォトスタジオにてMADO&VINCENT等のアシスタントをする。
1988年6月-1990年5月
週刊紙「アエラ」(朝日新聞社)の契約フォトジャーナリスト
1990年6月 フリーの写真家として独立
1993年6月 ジョン・コバルポートレートアワードベスト100
1995年2月 コルプスグループ展「裸のコウモリ」
1995年8月 フォトグラファーズギャラリーエンラインメト展入選
概要:
10才の頃より写真に興味を持ちスナップを撮り始める。岐阜北高校在学中、二科会会員、故近藤龍夫氏に指導を受Iナる。日本大学在学中、沢本徳美教授、大貫道夫教授のゼミで教えを受ける。同時期、アルペンクラブケルン、徒歩旅行部に所属、冬山に挑むクライマーの姿や、過疎地の人々の生活に焦点を合わせる。
ササキスタジオに就職後、轟近夫氏等の助手として広告写真術を学ぶ。
その後、南国熱帯における写真分野の第一人者、三好和義氏の撮影旅行に同行。数カ月間、インド、モルディブ、西表島等で撮影の助手を勤め三好氏の“楽囲”“楽囲マハラジャ”の製作に関与する。
フォトジャーナリストとして週刊紙[アエラ]に勤務。
中国、韓国等アジア地域に取材の足を延ぱす傍ら、個人的にも上海などへ撮影旅行。社会の盲点に隠れる人間像と、その周辺を鋭く切り取った写真は、読者の問題意識を喚起する。同時期、国内においても特別養護老人ホームへ個人的に撮影に出かけている。
難病や諸諸の問題を抱える老人達を撮影して行くなかで、社会福祉、差別の問題へと興味が傾いていく。
フリーの写真家となってからも雑誌、広告等の仕事をする傍ら、日本環境福祉協会の催す野外キャンプや、自転車競技会(日本身体障害者スポーツ協会主催)、またAIDSアクティビティー等へもボランティアとして積極的に参加するようになる。
1993年、かねてより撮影に出向いていた“サンビレッジ新生苑”(岐阜県)での写真が、英国のクオリティーペーパー“インディペンダント紙”主催のジョン・コバルポートレイトアワードベスト100に入選する。入選作は、「Nursing Home For Aged」と言う題名でロンドンのソーホーに有る、アンジェラフラワースギャラリーにて93年6月より約1ケ月間展示される。
1995年2月に、グループ展「裸のこうもり」に出品した作品を、新たに新作を加え再構成した作品「Taboo of Japan」が英国の代表的高級紙“タイムズ”の後援によるフォトグラファーズギャラリーのアニュアルコンペティション“Enlightenment”の27人のエグジビターに選ばれる。
報道メディアにおける主なクライアント
月刊誌 一ウェルネス 日経マネー 日経アントロポス VIEWS インフォーダイア(三菱商事)NEXT 鳩よ CADET
隔週誌 一Hot Dog Press
週刊誌 一アエラ
肖像写真 一西沢潤一氏(東北大学長)住田正二(JR東日本会長)須田寛氏(JR東海社長)関本忠弘氏(NEC会長)宮沢喜一氏(元総理大臣)猪瀬直樹氏、塩田丸男氏(評論家)日下公人氏(エコノミスト)コシノジュンコ氏、稲葉賀恵氏、芦田淳氏(デザイナー)原田宗典氏(作家) 沢山の普通の人々等
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