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Special

Yuichi FUNAMOTO

「1991−1998」より





 この作品群は1991年から数年間に制作したものです。その頃、写真を撮るときの一番の関心事は、「気分」を作品の中にうまく写し込むことでした。1998年・現在の時点で振り返ってみると、当時考えていた以上の「気分」が写っているのに気づきました。
 写真は、撮影したときの表面的な考えを超えて、精神的な深い部分を瞬時に封じ込める事が出来る「タイムカプセル」のような役割も出来るんだ、と思いました。

 本作品は、1998年12月19日〜28日にコニカプラザ東京、1999年1月14日〜27日にコニカプラザ大阪で行われたグループ展「Riot-01」に出典されている作品から抜粋しました。