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10月17日 神津島〜式根島
やっぱり雨が降った。
2時頃で小雨だったが、あわててテーブルの下の狭いスペースへ逃げ込んだ。
雨はいったんは止んだが、出発準備をしていた5時頃からまた降り出した。
朝食は、バナナと菓子パンとソーセージで軽く済ませた。
うす暗い中、雨装備で出発。とはいえ、ザックカバーを忘れてきていた。
下山口まで移動し、下剤開始は5時半。
45分かかって登山口まで降り、近くのトイレ裏の軒下休憩スペースへ逃げ込んだ。
そこで、たまっていた原稿を書く。
現在7時半、写真以外を携帯電話でアップロードします。
結局、携帯電話ではうまくいかなかった。
詳しくは後述するとして、とにかく、16時、式根島役場前のISDN公衆電話からアップロード。
4時半頃かなぁ
式根島野伏港
台風が近づいているため船を避難
突然提供されたベッドルーム
時間を少しさかのぼる。
下山したところにあったトイレ兼休憩所で大休止し、小雨を見はからってレーザーで港まで下った。
ターミナルで時間を潰す。
船は11時出港で、式根島までの料金は500円である。20%の割引券があと一枚しかないので温存しておいた。
昨日、山を登る途中でフリーズし、それっきりになっていたGPSを再チェックしたが、電源を入れることすらできなかった。
読書で時間を潰していると、雨が激しくなってきた。
電話で聞いた天気予報では、明日も雨だという。
船は、定刻やや遅れて出港。すごく混んでいた。
今度は寝過ごすまいと、外で海を見ていた。
式根島までは30分くらいだっただろうか?
トビウオは3匹しか飛ばなかった。
船を降りる直前になって、台風の接近を知った。カウンターの中にあるテレビが台風情報を流していたのだ。
おいおい、直撃やんけ。
聞いたら、今夜の船は出るだろう、とのこと。(東京港竹芝埠頭22時発)
ただ、その船が式根島へ停泊できるかは微妙という。
5秒迷ったけど、ま、いっか、と、船降りた。
降りたバックパッカーはひとりだけ、というか、観光客はほとんど降りなかった。
東海汽船のターミナルで地図を仕入れ、そこから少しだけ集落寄りの観光案内所へ行った。キャンプの受付もそこでしているのだが、誰もいない。12時を過ぎた所だったので、お昼休みかな、と思い、私も昼食を食べることにした。
雨はしとしと降り続いていたが、近くのトイレで水を頂戴し、観光案内所の軒下でご飯を炊いて、昨夜のメニューであったインスタントカレーを食べた。
目の前が漁港で、隣りが漁協ということもあり、人の往来は結構多かったが、声はかけられなかった。
食事後、1330くらいまで本を読みながら待ったが、誰も来なかった。
近くの人に聞いたら、案内所は船が着いた時だけ開いて、あとは役場へ行かなければだめだという。
うむむ、もちょっと開けていて欲しかった。
ザックカバーを忘れてきてしまっているため、長時間ザックを雨にさらすことはできないので、荷物はそのままそこに残し、上下雨具&傘で役場へ。
徒歩10分くらいだと思う。
なんと、役場前にISDN公衆電話ボックスがあるではないか!
うむむ、侮りがたし、式根島。
役場でキャンプの申請をし、トビウオのことを聞いたのだが、漁協へ、というあたりまえな反応だった。応対していただいた若い職員からは、あきれた妙な人、という反応をされたが、まぁ、普通の人から見ればそんなものか。
戻る途中で大型のゴミ袋を買い(ザックカバーにするのだ)、漁協へ。
漁港では、台風に備えて船を陸へあげる作業が行われていた。
忙しそうだからどうかな、と思っていたのだが、とても丁寧に対応していただけ、トビは売れないから宣伝してよ、とも言われた。東京の市場では受け付けてもらえない代物らしい。
私の宿泊方法の話題になったら、隣りの倉庫で寝てはどうか、と、案内していただけた。
そこは、発泡スチロール製のトロ箱倉庫で電気もついていた。
こうするといい、と、トロ箱でベットまで作っていただけた。
こうして、タナボタで寝床ほ確保。
遅くなるとマズイので、早々と温泉とアップロードの準備をし、役場前のISDN公衆電話へ。
いざアップロード、だったのだが、反応しない。
調べると、電話機のコネクタ内のピンが曲がっていて、ちゃんと接続されないらしい。
悔しいので、さらなる破壊覚悟で小型のナイフを取り出し、修復を試みた。結果は無事成功。アップロード出来たのでした。
その後は、200円の温泉にゆったりつかり、商店で買い物をし(大半の店は17時で閉まるので注意!私は引き返す羽目に)、倉庫に戻って読書に原稿書きにビールに食事。(カップやきそば、ご飯、缶詰2個)
近くの公衆電話から、明日の式根島〜東京竹芝行きの船を予約した。今の所、いつもの終着神津島まで行く予定だが、式根島には船が着けられないかも知れないという。まぁ、そんときゃあきらめましょう。
目茶快適に、眠ったのは21時頃だったと思う。