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まとめ

いくらかかったか

交通費(羽田までの往復は含みません)

航空券
羽田−千歳 9,800円 x2(全日空超割空港発券)
JR
千歳空港−札幌 1,040円 x2
バス
札幌−旭川 2,000円
旭川−留萌 1,550円
留萌−羽幌 1,200円
羽幌−札幌 3,600円
フェリー
羽幌−焼尻 1,650円
焼尻−天売 760円
天売−羽幌 2,410円

小計 34,850円

温泉 550円 x2
Tシャツ 2,910円
おみやげ 525円

合計 39,385円(航空券含む)

現金を30,000円持って行って、残金が500円でしたので、食費が9,715円となります。
外食が一回(カツ丼800円)、米は持参、初日夜の居酒屋、翌朝のブランチは奢りでした。
その他には、テレカが2,000円分くらいです。
バッテリーもソーラーチャージャーを使用したのでラジオで使った単三2本だけです。
足止めで動けなかったこともありますが、総費用5万円という、過去最低の出費でした。

機材について

 バイオレッタソーラーギアは、考えていた以上に有効でした。
 徒歩で移動中でもザックにぶら下げておけばチャージしましたし(ずっと下げていたわけではありませんが)、食事時や就寝前に朝日の出る方向に向けておくことによって(海鳥観察舎内での話)、悪天候でも有効にチャージ出来ました。デジカメとカシオペアの電源は、全てこれで賄えました。
 このため、ニッケル水素充電器は全く使用せず。この他、使用しなかった機材としては、GPSのetrex、充電式の髭剃り(笑)があります。
 他のPHSから外して持っていった予備のPHS用電池2個も、PHSの活躍が少なかったので、出番はありませんでした。
 大活躍だったのが、小型の双眼鏡で(MINOLTA UC BINOCULARS 6x18。すでに生産を終了した小型フラット双眼鏡)、お金をかけて修理して持っていった甲斐がありました。6倍というのは、私にとっては丁度よいのですが(船の上から見ることが多いので)、真剣に鳥だけを見る場合はもっと高倍率でも良いかも。(海鳥観察舎内にあったのは20倍)ただ、高倍率の双眼鏡を操るのは練習が必要ですね。手ぶれ補正付き双眼鏡は見やすいけど高いよね。
 デジカメについては、もっと近い距離でもピントの合うモデルだったら海鳥観察舎内の望遠鏡のに付けていい写真が撮れたと思います。また、明るいレンズだったらウミウの帰巣が写ったかな?
 とはいえ、現状でもDC80は十分合格点ですが。

通信環境について

 DDIのPHSは、札幌、旭川、留萌はOK。ただし、中心街のみで、少し外れるだけで駄目。
 札幌市内についても、アンテナの本数が少ないのか、移動中はハンドオーバーに失敗しがち。高速道路上は、札幌が近ければ一応入るものの、通信は無理。通話もつらいレベル。
 DoCoMoの携帯電話は、焼尻島に立派なアンテナが立っているので、天売島の外れでも問題ないようだ。
 ISDN公衆電話は、札幌や旭川には多数。留萌市街でも見かけました。
 ただ、ISDNを宣伝する看板があるくせに、羽幌では一台も無し。ほんとに探しまわったのよ。(NTTの営業所は廃業していたし、ターミナルや役場にも無し)
 焼尻島に一台あったのは驚きでした。
 天売島にはなかったのですが、ご意見受付ノートがあったので、強く希望しておきました。
 本文中に、DIONのダイヤルアップに繋がらないことが書かれていますが、私の契約では(今はなきベツベツコース)、公衆電話からの接続は出来ないのだそうです。(一般加入回線用なのですね)
 NIFTYのアクセスポイントが遠いのがつらかったです。

全体の感想

 ウトウに尽きます。
 オロロン鳥が見られたのは本当にラッキーでしたが、面白味は今ひとつ。
 水中を行く海鳥も、なかなか面白かったです。ケイマフリって、奇麗な鳥ですね。
 ウトウの帰巣は、それらを遥かに上回る面白さでした。日本にも、こんな所があったんですね。繰り返し行きたい所が、またひとつ増えました。
 時期も丁度よかったです。
 この時期以外は海鳥はほとんど居ませんから、お盆休みや秋に行ったらがっかりするでしょうね。島に渡る前に、羽幌の海鳥センターへ行って予習しておくのもお薦めです。
 考えてみれば、悪天候の霧も、そのせいでオロロン鳥が沿岸にいたのかも知れず、マイナスばかりではなかったです。
 晴、霧、雨、嵐と、結構お得な旅だったのかも知れませんが。(そうですとも! 負け惜しみですとも!!)
 次回、来月は日本を飛び出し、とてもとてもDo-Yahらしい旅をお送りする予定です。お楽しみに〜(って、楽しみなのは自分だって・笑)