TopMenu / DO-YAH Menu

4月21日 桜島−鹿児島

 2時ころ、くちびるが痛くて目を覚ましたら、見事に張れあがっていた。
 うーむ。
 小雨は相変わらずで、温泉のおばちゃんの情報はまったくのデタラメだった。(そう思っていたけどね)
 近くのきれいなトイレの鏡でくちびるに薬をぬり、ついでに顔にも薬を塗り、再び虫除けスプレーを吹きつけて寝た。
 次に、時計のアラームで起きたのが6時。
 やべえ、本格的に横殴って降っている。
 辺りの床は全面的に湿っているし、ゴアテックスのシュラフカバーの下半身側は雨が滴っていて、ファスナーの所から、中のシュラフにも雨がたっぷりしみていた。
 とほほ。
 草々に身仕度をととのえ、フェリー乗り場へ。
 7時発のフェリーで鹿児島へ戻り(船内で天ぷらうどんとおにぎりを食べ、洗顔と歯磨き)、徒歩と路面電車にて西鹿児島駅前の観光案内所へ。
 ところが、観光案内所は8:30から。
 しかたなく、こうして原稿を書いている。
 今、8:20。アップロードするとしますか。


朝の様子


観光案内所があくまで、前で雨宿り&足留め

 大いに迷った結果、定期観光バスに乗ることにした。
 8:50発、戻りが17:55の、指宿・知覧・磨崖仏コース4,550円なり。施設の入場料は含まれるけど、食事はついていない。
 雨の中、20代と思われる女性ドライバーによる観光バスは、10人を乗せて出発。途中、指宿駅とホテルで人数が追加され、総勢26名となった。
 最初の見学地は岩崎ホテルにある美術館。(通常は600円)
 岩崎ホテルのラウンジでコーヒーを飲むか、美術館を見学するか選択できたのだが、私は相変わらず上下雨具装備のままだったので(結局一日中風雨状態だったので正解だった。傘も使ったけど壊れそうな勢いだった)、ホテルのラウンジという雰囲気でもなく、美術館へ。
 内容はなかなかよかったのだが、25分という制限時間はみじかすぎ。
 次に、白露焼酎を見学、というか、単なる焼酎直営店と試飲場。私は買わないから、約20分間、ひたすら色々飲み放題状態。つまみが漬物だけというのが寂しいが、贅沢は言うまい。
 何も買わないつもりだったけど、奄美大島の黒糖ピーナツを買ってしまった。好きなのよ、これ。
 次に、暴風雨状態の長崎鼻。半島の最南端ですね。誰も灯台まで行かず、早々にバスに戻った。
 フラワーパーク(一般は600円)では、昼食時間込みで65分が与えられたが、地ビールを飲んだりしていたせいで、時間足らず。(雨風なのであまり巡る気もおきないけどね)
 開聞岳では、何も見えないのでバスを止めただけ。トカラ馬がいました。
 池田湖の大うなぎも、滞在5分くらいで、特に語ることなし。だって、うなぎじゃん。
 知覧特攻平和会館(一般500円)でも、時間が短くて神妙に詳細に見学するに至らず。本物のゼロ戦の見学に時間とりすぎました。
 知覧の武家屋敷群(310円)を見学の後、磨崖仏へ行き、全ての日程を終了。17:30に西鹿児島駅へ戻ってきたのでありました。
 で、観光案内所内であわてて原稿を書く。
 が、18時の閉店時間がきて外へ。
 外は、明るくなってきていて、雨が小降りになっていた。
 引き続き、観光案内所前で原稿を書く。
 どうも人の様子が違うなぁ、と思ったら、今日は土曜日だった。
 うむむ、飛び込みで国民宿舎に泊るのは無理っすね。まぁ、あんまり考えていなかったけどね。
 現在18:30。まだ降ってる観光案内所前からアップロード。


まずは焼酎


試飲コーナーの窓からの開聞岳。結局一日こんな感じ。竹島からはよく見えたんだけどなぁ



長崎鼻。この沖に竹島が見えるはずたったのだが


昼食は、てんぷら定食1,000円に生地ビール550円。ビールはさっぱりしすぎで個性無し


フラワーパークは屋根付きのスペースも


うなぎ、ですね。一緒に写っているマスは餌ですね


池田湖、て、書いてある通りです


錦江湾から数年前に引きあげられたゼロ戦。ブレているのは、撮影禁止だ、と、見知らぬオヤジに小突かれたせい。気がつかなかった私も悪いけど、かなりムカついた。ただ、小突いた方は、上下合羽スタイルの私を学生だと思っていたらしく、カメラをどけたらヒゲ面だったので、バツが悪そうに展示場を出て行った(にらんだせいじゃないったら)


武家屋敷群と





磨崖仏、ですね


定期観光バスも、たまにはいいかもね。女性ドライバー、必ずダブルクラッチの丁寧な運転で好感度大

 雨はやみそうでいてちっともやまず、傘をさして徒歩で鹿児島一の繁華街らしい天文館通りへ。
 アーケードの下を行ったりきたり。
 映画を観ることにして、ウロウロ。
 まずは、深作監督のバトル・ロワイヤル特別編。
 うーむ、まぁまぁという感じ。脚本が練りきれてない印象。でも、深作監督はやっぱり舞っていて、その辺は楽しめました。
 それが終わったのは21:30頃。
 やっぱり雨。
 鹿児島でも有名な、バスガイドさんもお薦めのラーメン屋でとん骨ラーメンを食す。750円と高めながら、具沢山でおいしゅうございました。そこのお店で読書しながら粘っていると、煙たがられるどころか、お茶を出してくれるありがたさ。
 で、23時過ぎ、またまた映画館へ。
 雨はようやくあがった。
 ちょっと原稿書きをする時間があった後、上映。
 「隣のヒットマン」というB級コメディなんだけど、いいよなぁ、向こうはこんな作品をさらりと(実際にはどうかわかんないけど)作っているなんて。
 こういうまっすぐなのって、割と好きっす。ポップコーンのお供に最適。
 観終わった後、吉野屋で並盛とみそ汁を食す。
 で、またしても映画館へ。
 2:35の上映開始まで原稿を書き、アップロードして過ごした。


天文館通り