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4月29日
明け方はテントの中でも10度まで気温が下がり、結局起き出したのは8時になってからだった。
空は雲ひとつない快晴。日差しがぽかぽか暖かい。
朝食は定番の豆を挽いていれたコーヒー。ではなくて、今回は荷物の軽量化を図ってティーバックの紅茶。それにコンデンスコルクを入れてミルクティーにした。私の新たな定番となりそう。
あとは、菓子パン2つ。結局ホットケーキミックスが手に入らなかったのだ。
食事をしながら原稿を書き、だらだらと出発準備。
ようやく出発準備完了
結局出発したのは9時半。
時折やってくるジェット船の他は危険なものはなく、順調順調。
快晴だし、他にパドラーはいないし、水は綺麗だし、で、これ以上は望むまい。
ジェット船だって、あれがあるおかげで水量と水深が確保されている部分もあるのだから、と、気分がいいとプラス思考してしまう。
そのジェット船、ちゃんとスピードを落としてくれるので、余程のことがない限り大丈夫でしょう。一度瀬の中で向かい合った時には焦りましたが。
すばらしい渓谷っす
もったいないのでなるべく漕がないように進み、11時に小休止。ビールをいただく。
一切人工物の見えない河原は気持ちがいい。川を覗くと、メダカやゴリが泳いでいる。
子供の頃、メダカ、釣ったよなぁ、と、つい思い出に浸ってしまう。
休憩の傍らをウォータージェット船が通り過ぎる
12時に最初の橋、瀞橋へ到着。昼飯の準備にとりかかりつつ、原稿を書く。
食べたら昼寝だね、こりゃ。
透明度はこんなもんです
で、出発は13:40。
ま、そんなもんっす。
目標は湯ノ口温泉。
上陸ポイントを探す。
14時過ぎに目星をつけて上陸。河原を横切り堤防を越え、畑仕事をしていた人に聞いたら、温泉まで徒歩なら15分くらいかかるという。場所を聞くと、どうやらもうひとつ瀬を越えてから上陸した方が良さそうだ。
で、船に戻ってどんぶらこ。
最適なキャンプ地を見つけ、本日はこれまで。
さっそく着替えてテントを張った。
温泉へ行く準備をしていると、4駆の車がやってきて、わずか20mしか離れていない所に止まった。
ファミリーがバーベキューにきたらしいのだが、おいおい、この広大な河原、何故近くに来るのだ? 特にここがベストポジションというわけでもないと思うのだが。
キャンプポイント
彼らは私を無視して薪を集めだした。
とほほ。
私は徒歩で温泉へ向かう。
林を抜ける気持ちのいいルートを見つけて車道まであがり、そこからさらに10分、トータル20分ちょっとで温泉へ。
300円で露天風呂付き。
湯上がりは缶ビールぐびぐび。(缶ビールの自販機は判りにくい所にあるので注意)
テレビを見ながら原稿を書いた。
温泉だほい
さて、そろそろ帰ろうか、て時に、トロッコ列車の看板が目についた。
さっそく見学。
温泉とホテルを結んでいて、所用時間8分、料金は100円だった。
列車はいきなり長いトンネルへ入り、客車に電灯などないから、しばらく真っ暗とのこと。
乗っても良かったのだが、キャンプポイントが余計遠くなるのでやめておいた。
かわいいトロッコ列車。前方はトンネル
河原へ戻り、食事の支度&薪拾い。別に探さなくとも、良さそうなのがいくらでも手に入った。
18時頃、デイキャンパーは去って、静寂が戻った。
原稿を書きつつ、食事しつつ。
その後は、一日を締めくくるたき火と飲酒で極楽極楽。 空は雲ひとつない満天の星空。
結局21時くらいまでたき火をしてから寝たのでした。
霧ではありません。大量のカゲロウです