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まとめ

費用について
 6/24〜7/13までの20日間にかかった費用の総額、内訳は以下の通り。これには、インターネットへのアップロードに使ったテレホンカード(計6,000円)や、名瀬で買った水中眼鏡とスプーンとTシャツ(計3,076円)、友人に出した絵葉書&切手&クワガタを送った速達代(計1,500円くらいか?)、モリ代(900円弱)、資料館への入場料(200円)、薬代、等々を含みます。

総計 96,030円(内、交通費47,475円)

 どうですか? 高いと思います?
 ビールの量を減らせば、もっと安くあがったでしょうねぇ。これでもセーブしたつもりなのですが。(どこがじゃ)
 東京(有明)〜奄美大島(名瀬)間だけが、JAFの割引が適用されて20%offの、片道13,110円になってます。

持ち物について
 今回は、旅のスタイルが昨年10月の薩南諸島を旅と同じだったので、荷物も殆ど同じでした。
 相違点は以下の通り。

・ハンディアマチュア無線機、マイクロカセットレコーダ、二股コンセント、キャンドルランタンは持参せず。(ロウソクは持参したが、ヤドリ浜キャンプ場でカヤック仲間の玩具になっただけ?)
・サイクルコンピュータは小宝島で紛失したままなので装備せず。
・エアーマットをUNIFLAME製からDUNLOP製へ変更。
・ストーブを、ガソリンからガスへ変更。それに伴って、持参燃料はホワイトガソリン1Lから、ガスカートリッジ大x2、小x1へ変更。
・軽登山靴からハイキングシューズへ変更。

 まぁ、それ程大きな変更はありませんが、ストーブの変更が重量軽減に貢献しています。
 そのストーブですが、スノーピーク「地」と、イワタニ・プリムスのガスカートリッジ(だって安いんだもん)の組み合わせで使用しました。ガスに器具に不慣れなので(5月の四万十川旅で初使用、初破壊)、ガスの必要量が判らず、カートリッジを3つも持って行きましたが、せこく使えば大2つでも足りたと思います。旅半ば頃から、荷減らしのために積極的に使いましたから。
 そのおかげで、大2つは使い切り、与論島から小を使い始めたのですが、純正カートリッジではないせいか、はたまた使い初めだからか、小カートリッジから生ガスが出がちで、火力を上げようとバルブを開くと火が消える、というトラブルが発生しました。
 あと、やはりガスものはガソリンのパワーには遠く及ばず、風にも弱くて泣かされました。風防をなんとかしないといけませんね。ただ、軽さという魅力は捨てがたく、今後の主力になると思います。
 エアーマットは、UNIFLAMEの軽量タイプのエアー漏れが激しいので、DUNLOPのサーマレストタイプ(間にスポンジが入っている)を新調して持って行きました。重量は若干増えたものの、エアーの出し入れが楽で良かったです。ただし、UNIFLAMEのに比べると暑いですが、ま、あれが特別涼しかったので、それを求めるのは贅沢というものでしょう。値段を考えても、DUNLOPのやつが、今最も薦められるエアーマットかも。
 大失敗だったのが、半ズボン。行程中はほとんどこれだったのですが、ジーンズの裾を切ったタイプを履いていました。暑いし、洗うとちっとも乾いてくれなくて苦労しました。化繊のパンツを準備すべきでした。
 準備する必要がなかったのが、ハイキングシュースとトレッキング用の長パン。どちらも一度しか使用せず、それでいてかさ張りますので、これは装備から外すべきでした。
 それと、シュラフも一度も使用しませんでしたので、全くの無駄でした。長そでの襟つきシャツも一度も着ませんでしたし、途中買ったTシャツも袖を通すことはなく、一度も履かなかったパンツもありましたので、衣類関係は、パンツx2、海パンx1、Tシャツx3(1枚は泳ぐ時用)、で足りるようでした。ただし、Tシャツは化繊のものに限ります。いくら南国でも、コットンでは乾くのに時間がかかるからなぁ。もっとも、コインランドリーが結構あったので、そこの乾燥機を使えば問題ないんだろうけどね。
 意外にも、釣具も一度も使用しませんでしたが。
 減らした荷物に、水中を撮れるカメラを加えれば、今回のような旅のベスト荷になるんだろうなぁ。
 参考までに、ヘッドランプも一度も使いませんでした。自転車に付ける小型のライト(ミニ・マグライトのようなやつ)は、与論島、奄美大島で使いましたが。

通信環境について
 驚いたことに、今回旅した島で、携帯電話が使用不能な島はひとつもありませんでした。人口200人前後の請島、与路島でも使えているようでした。私は持っていませんが、緊急連絡用としても、持参するといいと思います。
 ISDN公衆電話も、意外に設置がすすんでいるな、という印象でした。もっと設置状況が判りやすいといいのですが。

注目される移住者
 各島に、いわゆるIターンの人がそれなりにいて、島の人と話をすると、あそこにどこそこから来た人が住んでいる、とか、大抵その話が出る。
 結構注目されているんだなぁ、と思う反面、いつまでも特別視されるのは仕方ないかな、とも思う。
 ただ、居住地を自ら選ぶ、というのはいいことだ、と思う。

ベストな島はどこか?
 これは難しい。
 今回、奄美大島、喜界島、加計呂麻島、請島、与路島、徳之島、沖永良部島、与論島の、8島を巡った。
 それぞれに良さがあるし、目的によっても違うし、短い滞在では判らないと思うのだ。
 ただ、個人的には、今回の旅の中では沖永良部島のワンジョビーチが最も気持ち良かったです。次点として、加計呂麻島の実久ビーチをあげておきます。奄美大島のヤドリ浜(瀬戸内町)、小浜(名瀬市)も捨てがたいですが。
 ただ、与論島は今ひとつ私には合わなかったです。
 時期がそうさせるのか、旅人にほとんど会わなかったのは意外でした。加計呂麻島でひとり、徳之島でひとり、の、たった2人でした。

来年も行くぞ
 ここに宣言してどうする、という気もするのだが、来年こそは加計呂麻シーカヤックマラソンに出場するぞ、と誓ってみたりする。
 それにしても、仕事せんといかんよなぁ。とほほ。

おまけ
 奄美大島の古仁屋から速達で送った73mmのクワガタですが、中一日で東京都三鷹市に着いた時は、もぬけの殻だったそうです。
 キャラメルの空き箱(布ガムテープも裂かれていた)も封筒も突破して、逃げてしまいました。
 とほほ。
 天然モノはパワーが違いますね。