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6月27日 喜界島
起きたら7時半だった。
公園内を清掃しているおばちゃんたちと挨拶する。石畳の床に寝ていたのだが、奇異な顔はされず、よく眠れたでしょう、とのこと。防虫網の上から2ヶ所蚊に刺されたけどね。
朝の支度をしていると、移住して3年というオッチャンに声をかけられ、しばし歓談。キリスト教徒でもないのに教会に住んでいるのだそうだ。
朝食後、目の前の美しいビーチ(しかも死んだ珊瑚に囲まれていて安全)で海に浸かり、シャワーを浴びる。ついでに、溜まっていないけど洗濯も。
その後、原稿を書き始める。
だらだら過ごしているんだけど、まだ10時半。風は強いけど、天気は上々。洗濯物が乾いたら出掛けるつもりだけど、うーむ、昼飯もここで食うかなぁ。
んでまぁ、読書したりしてのらりくらりと過ごし、飯も食い(強風を避けて調理器具を置いているつもりなんだけど、ちっとも沸騰しなくて困る。やっぱ、軽量コンパクトストーブは風に弱いねぇ)、出発したのは13時頃だった。
反時計方向に島を一周に出掛ける。
それにしても暑い。
幸いにして、強風は追い風となって味方してくれているのだけれど、ついつい頻繁に休憩をとってしまう。
空港へ行ってみたのだが、残念ながらISDN公衆電話はなし。ASTELはもちろん駄目で、島の人は、携帯電話を使っている。
現在15:10で、阿伝という集落にある公園でこれを書いている。15時に、盆踊りのような民謡が流れたのが面白かった。
島は、海岸線に沿って点々と集落が続いており、小さな公園がそれぞれにあるので行動は楽だ。バスも頻繁に走っている。
朝会ったオッチャンの話では、集落ごとの方言もあったりするのだそうだ。
島全体が見渡せるという百之台公園(標高203m)へ南からのルートは山崩れ(住人・談)のために通行止になっていた。現在、東からのルートを探している所だ。(と、言いつつ休憩しているのだけれど)
今日は、その百之台へ行った後、島の北にある志戸桶キャンプ場へ行くつもりだ。
あ、今思い出したんだけど、キャンプ場の利用料って、どうなっているんだろう?
結構くたびれたので、百之台は明日にまわすとして、志戸桶のキャンプ場を目指した。
途中、何度か人に聞いたのだが、教え方がバラバラで面白い。中には、そこに看板があるのに(この看板が判りにくくて聞いたのだが)、看板が指す方角とは逆を示し、そっちの方が早いと言う。
そんなこんなで見つかったキャンプ場は、林の中にあって、すっかり寂れていた。一応トイレと炊事場はあったのだが、空港臨海公園キャンプ場とのギャップがありすぎる。
キャンプ場から200mの所に海水浴場があり、シャワーもトイレも屋根もあるので、こちらで泊ることに決定。
早速脱ぎ脱ぎして海に入ったんだけど、水質があまりよくないので早々にあがり、シャワーを浴びて、これを書いている。
今、17時のメロディが聞こえてきた所だ。
集落までは1kmもないくらいなのだが、面倒なので冷えたビールは我慢して(そうは言っても、フラスクに詰めてきた泡盛は飲むんだけどね)、さっさと飯食って寝ることにしよう。
どうやら風は止んだようだ。
夕食はご飯を炊いてインスタント牛丼その他。
街灯もないので、20時頃シュラフカバーに潜り込んだのだが、暑くてなかなか寝付けなかった。時々人が来たりして、結局寝たのは22時頃ではないだろうか。月明かりが奇麗でした。
空港臨海公園のビーチ。いいでしょ。日曜日なので子供たちがいっぱい。総面積はこの3倍くらい。岩は格好の飛込台