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10月15日 屋久島1日目
フェリーの所へ行ってみると、イカ釣りをしている人たちがいた。
仕掛けをくれるというので私も参加したのだが、結果は朝6時頃まででゼロ。ただし、釣っていた7人のうち、釣り上げたのは名人と言われるただ一人で、しかも4ハイも上げていた。おそるべし。
屋久島への「フェリー屋久島2」は8:45出港で、12:30に着く。料金は3,970円で、自転車は別に740円であった。
ターミナルが6時に開いたので、中で休憩。歯を磨いたり朝食を食べたり新聞を読んだりして時間を潰した。今の所曇りだが、台風の動きが気になる。
ターミナルビルの周りでは、2人の旅人が寝ていた。ひとりはサイクラーで、ひとりはスーパーカブを駆るライダーで女の子だった。会話を交わすことはなかったが。
まもなく出港。
とりあえずアップします。写真はなし。次はいつになるやら。
と、アップロード後、フェリーは出港。
このフェリー、すごく設備が整っていて、映画館(機器調整とやらでやってなかったけど)、ゲーセン、風呂、軽食堂、売店、ラウンジがそろっている。4時間以下の乗船時間とは思えない充実ぶり。しかも、乗る時はオネーサンが待ちうけていて客室の場所を教えてくれるし、男の常務員は蝶ネクタイだし、客船の雰囲気を出している。
海上にいる時から雨が降り出したものの、定刻12:30に屋久島に到着した時は殆ど止んでいた。揺れもなく、台風の影響はまだのようだ。
屋久島は503平方キロで13,632人。自然遺産登録の島だ。
地図とにらめっこし、今日の宿泊地を屋久島青少年旅行村に決めた。距離45km、17時には着くだろう、と思ったのが甘かった。
雨は、走り出して30分もしないうちに本降りとなり、今回の旅初めての完全雨装備となった。普段ハンドルに固定しているカメラ入りウエストポーチをリュックに固定し、それを含めてザックカバーで覆うため、肩と腰の負担は増える。
雨は16時半頃までシャワー並みの降りで、それ以降はまた小降りになった。風はなく、台風の影響というよりは、台風によって活性化した前線による雨のようだ。
ずーっと海ぞいの道なので、それ程アップダウンはないだろうと予測していたのだが、ひたすら上り下りで、時には標高300m近くまで上った。
道路は屋久島らしい森の中を進み、写真を撮りたい風景も多々あったのだが、雨の降りと、加えてカメラを出しにくい状況から、撮れず終いだった。猿たちも可愛かったのに。
唯一、大川の滝だけは写真に撮った。雨のせいか、ものすごい水量で圧倒されてしまう。これで台風直後だったら、と思うとにやけてしまう。
結局、今日もヒロウコンパイで、昼食もゼリー飲料だけで頑張ったのに、屋久島青少年旅行村に着いたのは18時近かった。
管理人が帰る直前という危うい所で、なんとかシャワーを浴びることが出来た。管理人が帰った後では施設に施錠されてしまうのだ。
重い足取りで往復1時間かけて徒歩で食材を買いに行き(とはいえ、今日は疲れたので調理はなし)、牛乳、パン(カビていて食えないものもあった。怒りをぶつける気力もない)、缶詰、魚肉ソーセージにビールの夕食である。
炊事場で、他に長期滞在中の3人のキャンパーと話をした後、炊事場の一角でテントを張らないで眠ることにする。
原稿を書き、本を少し読んで、寝たのは23時頃かな?
落差88m、大川の滝