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6月21日 入院27日目

 うーむ、天罰とは思いたくないのだけれど。
 何が、と問われれば、発疹が、と答える。
 ジンマシン(カタカナで書くと強そうだ)だと思うのだが、昨日の深夜がはじまり。ポケット液晶TVでサッカーを見終わって(勝てないとは思っていたけどミスが多い試合だったね)、さぁ寝るべ、となったんだけど、どうも両腕全体がかゆい。
 起きだして、明るいナースステーションまで行ってみると、所々細かいぶつぶつが見える。
 ジンマシンのようなんですが、と看護婦さんに相談したのだが、どうしてか、ということが判らないと処置できないということで、そのまま寝ることにした。
 思い当たるのは、17時半頃ギャラリーで食した一杯の赤ワインと少量のチーズとサラミとクッキー。
 で、今日の朝、両腕がとてつもなくかゆい。ぶつぶつだらけだ。
 看護婦さんに、ひどくなってきたんですけど、と相談すると、「当直の先生に診てもらいましょう。でも9時すぎになると思います」とのこと。
 しかし、現在10:40。まだ診察はされていない。
 起きてから、発疹は悪化の一途をたどり、全身に広がった。特に上半身は、赤のまだら模様状態で痛々しい。そこらじゅうかゆいのだが、かいては駄目、ということで、なんとか気を紛らわす努力を続ける。写真を撮ったけど、グロいので掲載はしない。
 9時すぎには脚にも広がり、もう勘弁して状態。
 ジンマシンは、すごく軽いのが年に一回くらい出ることがあるのだが、これ程ひどいのは経験がない。
 現在、なんとかピークは過ぎたようで、発疹は減る傾向にある。それでもたまらなくかゆい。
 原因が昨日の飲み食いだとすると、まさに天罰? 他の飲み食いしていた面々はどうだったのだろう。

 ただ、耳の調子は昨日より幾分よくなっている。

 現在10:50。アップロードすべし。

 結局先生が来てくれたのが11時すぎ。それも、皮膚科ではなくて整形外科の先生。日曜日なので、外来という訳にもいかないのだ。
 とりあえず、塗り薬をもらって、体中に塗りまくる。背中は看護婦さんに塗ってもらった。
 でも、殆ど変化なし。
 発疹は、出たり引っ込んだりで、体中にちらばっている。腕が最もかゆかった30分後には腰が一番かゆかったり、その30分後には脚だったり。
 とにかく、昼食も済ます。
 めちゃかゆい。塗り薬を大量に消費した。
 気を紛らわすために、歩いたり、本を読んだり。
 14時頃、シャワーを浴びた。背中と脚の先の方は看護婦さんに洗ってもらった。塗り薬は、効果ないのでとりやめ。ひたすら耐える。
 その後お洗濯。

 17時に、また整形外科の先生が来た。この時は、ややおさまりつつあった。
 でも、肝機能を高める注射を打つ。注射といっても、点滴のようなもので、点滴針を刺して50cc以上注入された。


注射の後。

 またまた針がうまく刺さらなくて、3回目にしてようやく。この間4本刺された先生ではなかったのだけれど。
 それでもよくならない。なんか、よけいひどくなった感じ。
 夕食を終え(迷ったけど、毎食後の薬は全部飲んだ)、今、絶好調にかゆい。
 首全体が真っ赤っ赤だし、肩とか腕とか腰とか、見せてあげたいくらいものすごい。拷問のようにかゆい。
 氷で冷やしてもいるんだけど、あまりに広範囲でどうしようもない。
 手術後の投薬で肝機能が弱っているところへ、よくないものを食べたのが原因ではないかと言われた。
 この後、夜の回診があって、それ次第では緊急に皮膚科にかかることになりそうだ。
 やれやれ。

 現在19:20。少しでも気が紛れるかとタイプしているんだけど、キー狂いそう。ではアップデート。