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 海に出かける日が多くなった。もうすぐ遠い夏がやってくる。
 今年は、父の死が余計に夏の日を実感させる。明日は盆堤灯を買おうと思う。まどろむような灯りの中で、少しは父と話をしたくなった。
 これから、あなたと同じように精一杯日々を生き抜くことを伝えられればよいのだが。

 1年間の連載を終えます。一体どこのどなたが見ていただけたのかも分からず、なんだか空しさだけが残ります。しかし、案外デジタルなイメージの本質とはそんなものなのかも知れません。

 もし、なにかご感想などいただけるのでしたなら、私のe−maleにお便りをいただければ幸いです。また、この「日々のつぶやき」は9月に新宿「BERUG」で展示し、続編はアサヒカメラのホームページ(DOORS)に載せていただく予定です。よろしくお願いいたします。

newcoast@t3.rim.or.jp  大西 みつぐ

大西みつぐの1頁通信=http://www.t3.rim.or.jp/~newcoast/


大西みつぐ
1952年  東京生まれ
1974年  東京綜合写真専門学校卒
1985年  「河口の町」で第22回太陽賞
1993年  「遠い夏」で第18回木村伊兵衛賞
写真集に「WONDERLAND80-89」 個展多数。
東京綜合写真専門学校講師、東京カメラ倶楽部会員
データー:Apple QuickTake100 &150

町があるから生きていける。町はいつでもそこにある。
大西みつぐ絵葉書帖2「町の灯り」・定価600円
mole(四谷)・平永町橋ギャラリー(神田)・アートグラフ(銀座)・ホカリファインアートギャラリー(青山)・オレゴンムーンギャラリー(江東区猿江)・ガーディアン・ガーデン(銀座)・東京都写真美術館ミュージアムショップ(恵比寿)ほかで発売中。